今回は人気ウィスキー銘柄の1つである、ラフロイグ10年について。めちゃくちゃ人気銘ウィスキーの1つだけど、『クセが強い』ことでも有名なので好き嫌いがハッキリ別れるラフロイグ。
だからこそ「このウィスキー嫌い」という人が多いのですが、その声だけ聞いて『飲まず嫌い』になるにはもったいないウィスキーのがラフロイグなのでこの記事を読んであなたの好みに合いそうかご判断くださいね。
目次
ラフロイグ10年について
まず、このラフロイグですが、『アイラウィスキー』というスコットランドのアイラ島のラフロイグ蒸溜所で作られてる非常に個性的なウィスキー銘柄の1つ。
イギリスのチャールズ皇太子もライフロイグに魅了された一人で、イギリス王室の御用達のウィスキー担っていたほど。そこから「アイラモルトの王様」とも呼ばれるようになっています。
ピート香が非常に強く独特(潮の強い香り)なのが特徴。
ラフロイグ10年はその中でもっとも若いウィスキーになるので、シリーズの中では最もお求めやすい値段に。
どんな樽で熟成されてる?
ラフロイグはファーストフィルのバーボン樽で熟成されており10年熟成されたものがラフロイグ10年として出荷されるわけですね。
ラフロイグ10年を「まずい!」と言ってる人の声は?
そんなラフロイグ10年を「まずい!」と言ってる人の声をいくつか紹介しますと・・・
かなりスモーキー。知人に薦められて購入したが、スモーキー過ぎて薬のようなテイストは好みが分かれると思う。一度味見をしてから買うべきだった。
アマゾンで「とりあえず買ってみる」で買ってみた中では、個人的には、かなり「失敗した」感の強いものだった。でも、好きな人には美味しいのかも知れないですけどね。
「ビリギャル父さん」レビュー
やはり、批判的なレビューで多かったのが「スモーキー(ピート香が強い)過ぎる!」って声。ラフロイグに限らずアイラウィスキー全般の特徴が「これでもか!」ってくらいのピートの潮の強い香り。
このピート香が強いウィスキーを「スモーキー」と表現しますが、この香りがそもそもダメって人からすると拒否反応が出ちゃうんですよね。
個人的には、この最初の壁を突破すれば「クセになる」に変わるからもったいないと思ってますが、、、
想像していた味に近かったが、1本空けてそこまで好きにはならなかった。タリスカーが美味すぎて自分にはヨード香より潮辛いのが合ってると思った。
「muraさん」レビュー
このタリスカーというウィスキーもスモーキーなウィスキー銘柄の一つですが「スモーキーさのタイプが違う」ということから、この方の好みじゃかった。そういう意味でいまいちだというレビューを書かれてます。
一口に『ピート香(スモーキー)』と言ってもいろんな種類があり、そのピートの香りのタイプの中で「スモーキーなウィスキーは好きだけど、このラフロイグのスモーキーさは自分の好みとは違う!」って感じの人にとってもネガティブなレビューにつながってるようです。
正露丸のような香りがどうもダメ!
あとは、日本人独特の感想として、『正露丸』と香りが似ているという感想を持つ人も多いです。
特にラフロイグをはじめとしたアイラウィスキーは潮の香りが混ざってる特徴がそうさせるのか、アイラモルトに対して「正露丸みたい」と思う人も多いですね。
整理すると
●スモーキー(ピートが強いウィスキー)なのはそもそも無理!って人
●スモーキーなウィスキーは好きだけど、潮の香りが強いタイプは自分の好みじゃない!
って方が「まずい!」っていう感想を持つようです。
「美味い!」と言ってる人の声は?
じゃあ、ラフロイグ10年を「美味い!」と言っている人の声も紹介しておきます。
先に言っておくと圧倒的に「美味い!」言っている人の声のほうが多いので、先にあげた「まずい」という人の特徴にさえハマらなければ是非呑んで欲しいウィスキーですね。
話はそれましたが美味いと言ってる人の声を紹介すると・・・
ウィスキーに興味が出て自称ウィスキー通に聞いたオススメがこのラフロイグ10年でした。ほとんどの人が正露丸の味という表現をされていて最初は恐る恐る飲みました。
自分の第一印象としてはウィスキーを燻製したら、こんな味なのかなという印象を抱きました。燻製好きの自分にはたまらない味わい深いお酒でした。
普段ビールばかり飲んでいる自分はつまみを食べ酒でそれを流し込むような飲み方しか知りませんでしたが、これに出会ってからお酒単体の香りと味を楽しむ飲み方を覚えました。
とても素敵な出会いができました。ストレートやロックで飲むのが良いと思います。ただ、もしつまみを選ぶとするなら燻製やホワイトチョコと相性がいいと思います。
『井上さん』レビュー
ここにも出ました『正露丸』というワード(笑)。燻製好きにはたまらないというこの方の感想には私も個人的に共感しております。私もウィスキーの愉しみ方を教わってからお酒の味と香りを楽しむようになったで井上さんとは仲良くなれそうw
もう一人紹介しておくと。
もともと居酒屋などでハイボールはよく飲んでいたのですが、とあるBARで友人に薦められて飲んだのがラフロイグ10年でした。ウィスキーのイメージを大きく変えるスモーキーな香り、なんとも言えない薬臭、下にまとわりつくような味わい、全てにおいて衝撃的な1本でした。
ウィスキー1本1本でこんなにも変わるのかと興味を持ちハマっていきました。今では毎日ウィスキーを飲んでいます。ラフロイグ10年の特徴は何と言っても香り。最初はよく言う正露丸のような鼻につく香りですが、ロックで飲むと少しづつまろやかな香りになっていきます。時間をかけて飲むのも楽しいです。
ソーダ割りもおすすめです、燻製のおつまみやビーフジャーキーの乾物が止まらなくなります。笑すごく高いと言うわけではないのでたまにのご褒美として是非飲んで欲しい1本です。
『福島 悟さん』レビュー
私も似たような経験をしてるから分かります!私の場合はBARのマスターからオススメされた1つがラフロイグ10年で、このクセの強さにハマってからウィスキーの世界が広がったような気分になれたので。
長くなるんので、2名だけの紹介にとどめましたが、レビューを見てるとまあ色んな人が熱量高くラフロイグ10年のことを愛飲しているのが伝わります。
良かったらご自身で確認されるといいですよ。
まとめ
ラフロイグ10年を「まずい!」という人「美味い!」という人それぞれの意見をまとめてみましたがいかがでした?
ウィスキーでもかなり人気銘柄の一つであるラフロイグ。とはいえクセの強さゆえにダメな人はとことんダメなのでこの記事の感想を参考に検討してみてくださいね。