ウィスキーのピート香、4つ種類があるって知ってる?

ピート お酒(ウィスキー)
ピート

ウィスキーの特徴を表す重要な指標の1つに『ピート香の強さ』が挙げられます。多少ウィスキーの知識がある人なら「ピートが強いか弱いか」くらいの違いは知ってますが、”ピート香にも複数の種類がある”ってことはご存知でしょうか?

意外と知らない人も多く、この違いを知っておくと好みのウィスキーを探しやすくなります。また、専門店やバーの店員さんとお話してる時に今回の知識も出していけば

「このお客さんはウィスキーを知ってる人だな・・・」と思われる・・・かもしれませんw

いずれにしてもウィスキー好きなら知って得しか無い話なのでこの機会にしっかり覚えてくださいね。一応、ピートの基本は知ってる前提で書きますが、「ピートって・・・そもそも何?」という人も見てるかもしれないので、記事の後半でピートに関する基本情報も書いておきますね。
(詳しくは目次にてご確認を)

ピート香の種類分け

まず、ウィスキーにおけるピート香の種類ですが、一般的に4種類の分け方で言われています。それは『スモーキー』『ピーティー』『ハーシュ』『メディシナル』の4種類。

以下、1つずつ丁寧に説明していきます。

スモーキーという燻したような香り

4種類の香りといいましたが、まずは”スモーキー”がベースになると考えていただければOK(迷ったときは「スモーキーだな」と言っとけば大丈夫w)。この香りはピートを燻した度合いによって生じる燻製のような香り

”スモーキー”という表現からなんとなくイメージできると思いますが、ウィスキーから香ってくる燻製のような香りは基本「スモーキーなウィスキー」とひとまとめにされてます。

ですが、ウィスキーに詳しい人なら、これを複数の種類に分けるのですね。

ピーティーという上品な香り

ピート香がより強く、より上品に(人によって言い方違うけど)一般的なスモーキーさよりも良いと感じるウィスキーを『ピーティー』と表現します。

まあ、『スモーキーの上位互換』くらいの褒め言葉と思ってもらったらイメージしやすいかと。

少し値段が高くなる可能性が高いけど、スモーキーなウィスキーでも特に良いものを飲みたいときは専門店やバーなどで「ピーティーなウィスキーを」とお願いすればより上質なスモーキーウィスキーを楽しめる・・・かもです♪

ハーシュというネガティブな香り

先ほどのピーティーがスモーキーの褒め言葉に対して、こっちは逆バージョン。つまりスモーキーの中でも燻し方がうまくいってない「嫌なスモーキーさ」を感じた時に使う表現

もちろん、好みは人によって違うけど好みじゃないスモーキーさを感じたときは「これはハーシュなウィスキーだね~」みたいに使うと通っぽいかもですw

メディシナルという薬品(正露丸)のような香り

これはピート香の中でもかなり好みが分かれる香り、俗に「正露丸みたいな薬品っぽい香りがする」ってタイプのウィスキーはこのメディシナルにあたります。

私も最初このメディシナルな香りのするウィスキーを香ったときは「こんな香りを好きになる人っているの!?」と驚いたもの。ですが、慣れてくると不思議なものでこの独特の薬品のような香りがたまらなくなってくるんですよねー。

・・・とまあ、個人的な好みはおいといて。。。

以上、スモーキーをベースとしたピート香の4つの種類について解説させていただきました。

ここからは、ピートに関する基本知識についてもお伝えしておきます。「今さらピートについて聞くのも恥ずかしかった。。。」という方はぜひ参考になさってくださいね。

ピートについて

wikiより

ピートという言葉を日本語にすると『泥炭(でいたん)』と呼ばれるものにあたり、”泥状の炭”がピートにあたります。・・・と言っても意味わからないですよね(汗)

もう少し詳しく説明すると、日本だと北海道の石狩平野などが有名なのですが、ジメジメした気温の低い湿地で生息しているシダやコケ類といった植物は死んだ後も他の地域よりも『土に還る』ことが上手くできません。

具体的には分解が上手く進まず、草や灌木などがどんどん蓄積されていくんですね。それによって形成されていくのが”泥炭”というもの。

余談ですがピートの強いジャパニーズウィスキーとして有名な余市蒸溜所が北海道にあるのは北海道の気候によるところが大きかったんですね。(今は輸入に頼ってるらしいですが)

ウィスキーのピートの製法について

ピートについては「泥炭のことである」というのはお伝えしましたが、ではウィスキーにピート香を入れる製法についてはどうでしょう。

これについては、ウィスキーを製造するには当然様々な工程があるんですが、その中の工程の1つである『麦芽を乾燥させる』という工程の中でピート香を入れていくんですね。

どうやってか?それは芽を出した大麦を乾燥させる時に、天日干しにしたピートを焚いて乾かすという工程を踏むんですね。その時にピートを燻すことでウィスキーの原料となる大麦にピート香がうつるというわけ。

もちろん、今説明した製法は基本的に言われる1つの方法で、燻す時間や地域、気候など様々な条件で香りの強さや種類は変わってきます。

ですが、基本知識として「大麦を乾燥させる時にピートを燻すことで香りが混ざっていく」と覚えておけばOKですよ。

まとめ

以上、今回の記事では”ピート香にはスモーキーと一言で片付けるのではなく4種類に分かれるんだよ”という話とおまけとして”ピートに関する基本情報”もお伝えしてみました。

こういった知識を覚えて専門店やバーに行けるようになると、ウィスキーの楽しみ方がさらに深まること間違いなしですよ。

とはいえ、知ったかぶりするのは禁物なので、その辺のバランスは気をつけてくださいね!

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