シェリーカスクで醸成されるウィスキーのシェリー感って何なの?

ウィスキーの説明を見てるとちょいちょい出てくる『シェリー感』っていう表現や『シェリーカスク』という単語。

最初に見た時には「で・・・結局どんな意味でどんなウィスキーの味や香りなの?」って全く特徴が理解が出来ませんでした。

これを読んでるあなたが過去の私と同じ状況でしたら、出来るだけ分かりやすく「シェリーカスクで醸成されるシェリー感とはこうだ!」ってのをお伝えしますのでお読みになってみてください。

シェリーカスクのウィスキーって何?どんな意味??

Amazonでのシェリーカスク販売ページより画像引用

当時の私が思ったのが「シェリーカスク・・・何なの?」という基本的な意味を知りたいという疑問。で、調べて分かったのが

●カスク=樽

という意味であること。つまり【シェリーカスク=シェリー樽】だったんですね。そして、シェリーカスクで醸成されたウィスキーのことをシェリーカスクのウィスキーと言うようです。

ちなみに、シェリーというのはスペイン南部にある土地の名前が由来。スペイン語でヘレス・デ・ラ・フロンテーラ村らしいのですが、「ヘレス」の英語名が「シェリー」ということからシェリーカスクという言葉が使われる用になったとのこと。

このシェリーカスクですが素材はオークという樹木で作られてるとのこと。

※「オークは日本での”樫(カシ)や楢(ナラ)”の総称のこと

オークの樹木で樽を作ってもそのままならただのオーク樽(当たり前ですねw)。それがソレラシステムによってシェリー樽になります。

・・・という説明を以前聞いたが意味が分からない。

なので、ソレラシステムを調べたところこんな感じ。

『シェリーワインの熟成の際にオーク樽でシェリーワイン熟成。それを継ぎ足し継ぎ足しと繰り返すことでシェリー酒が染み込み独特の風味を出してくれるシェリー樽になる』

とのことでした。要は「シェリー酒を漬け込んだ事で出来る樽がシェリー樽だよ」と思ってくれたら大丈夫。

ウィスキーのシェリー感って結局のところ何?

シェリー樽で熟成させたウィスキーはその特徴として、「甘いドライフルーツのような風味が生まれる」んですね。なので、ウィスキーの説明で「シェリー感が強くて」みたいな表現を見つけたときは

「しっかりしたフルーツのような甘い風味がただよってくるんだな」

と思ってもらえたら間違いないです!もっと言えば、シェリー感が何かをハッキリ理解したければ、他の樽のウィスキー。例えばバーボン樽で熟成されたウィスキーなどと飲み比べたら

「ああ!これがシェリー感ってやつか!」って感覚を理解できますよ

そして、シェリー感の違いを体感で味わいたいのでしたら、アルコール度数が出来るだけ近いシェリー樽で作られたウィスキーを飲み比べるというのがオススメ。
(アルコール度数が変わると印象が全く変わるので)

ちなみにだけど、実際のシェリー酒を飲んでもシェリー樽熟成のウィスキーの味や香りとは全く別物と考えたほうがいいみたいで、不思議な感じだけどシェリー酒ではシェリー感が出ないという謎現象が起きますw

シェリー樽にはどんな種類があるの?

そんな甘い風味を楽しませてくれるシェリー樽ですが、実は1種類ではないんです!まず、当たり前ですが「シェリー酒がそもそも色んな種類がある」

どのシェリー酒をオーク樽で醸成させるかによって、シェリー樽の風味は全然変わってきます。(代表的なのはフィノシェリー樽・オロロソシェリー樽・ペドロヒメネスシェリー樽など)

また、シェリー樽自体にも種類があり、代表的なのが『アメリカンオーク樽」『ヨーロピアンオーク樽』

『アメリカンオーク樽』はバニラ系の甘みとナッツ系の香りが特徴のオーク樽。『ヨーロピアンオーク樽』はアメリカンよりもドライなナッツの香りが特徴。

あとはシェリー酒を熟成させて出来たシェリーカスクに「1回目にウィスキーを仕込んだものか?」「2回目に仕込んだものか?」でも変わってきます。

シェリー樽が出来あがった最高の状態で、ウィスキーを仕込むことを『ファーストフィル シェリーカスク』といい、この状態で熟成されたウィスキーがもっともシェリー感が強くなります。

なので、もしシェリー感が強いウィスキーをお求めでしたら

「ファーストフィルシェリーカスクで醸成されたウィスキーはどれですか?」

と専門店で聞いたら通ぶれるかもしれません。

(私は聞いたこと無いので、冷たい目で見られても責任は負いません)

ちなみに、2回目に仕込む場合は『セカンドフィル シェリーカスク』といい、ファーストフィルの半分くらいのシェリー感になると言われています。

シェリーカスクはスコッチ・シングルモルトが人気

そんなシェリー樽で作られるウィスキーですが、スコッチシングルモルトが人気みたいです。私が好んで飲むグレンファークラスも人気ウィスキーの1つですね。

⇒ グレンファークラス105についてはコチラで詳しく説明してます

その他にも数多くの人気銘柄がありますので探してみてはいかが?

シェリーカスクのウィスキーと言えばマッカラン

古くからシェリーカスクで熟成されたウィスキーを楽しんでる人が一番に思い浮かべる銘柄としてはマッカランじゃないでしょうか。ウィスキーに馴染みがなかった頃の私でもマッカランという銘柄は知ってたくらいなので。

ですが、近年ではマッカランの熟成に使われるドライオロロソというシェリー樽が深刻的に不足しているらしく値上がり傾向にあります。

今後は更に高額になる可能性もあるので、手が届く今のうちに手に入れておくのもいいのかもしれませんね。

まとめ

ウィスキーの楽しみ方として「シェリーカスクを使った~」とか「シェリー感が~」みたいな表現があったときは

「フルーティーな風味を楽しめる」

と思えばOKってこと。分かっていただけましたか?

その他のうんちくも書いておきました。使えそうなネタがあればぜひ飲みの席などで語ってみてください。あまりに知ったかぶりで喋って嫌わてたとしても責任はとれないのでそこはあしからず(笑)

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